パニック障害と対処法「発作になりそうな時に効く”15の対処法”」
この記事ではパニック発作になりそう、なってしまった時の対処法をご紹介します。
対処法ということで、どうしても一時しのぎ的なものが多くなってます。
根本的な克服法・改善法はまた別のページでお話します。~パニック発作に効く15の対処法~
~パニック発作に効く15の対処法~
1、水
2、ガム
3、フリスク
4、アロマ
5、レメディ
6、音楽
7、呼吸法
8、つねる
9、半目
10、目を斜めに動かす
11、タッピング
12、自律訓練法
13、指数え
14、手・爪マッサージ
15、寝逃げ
パニック発作にならないようにするための対処法は、人それぞれでたくさんあります。
僕も10年ぐらい前からミクシーや、知恵袋や、書籍などで色々と発見したり、教えてもらったりしました。
パニック歴20年の経験から自分でひねり出したものもあります。
今回は、それらの中から効果のあったもの、印象的なもの、思い出せるものをご紹介していきます。
できるだけたくさん身につけて、役立ててください。
道具を使った対処法
「水」
パニック発作になりそうな時に最も手元に欲しいものランキング1位です。
発作になりそうな時は戦う神経(交感神経)が優勢になってますので口が渇きます。
小さなペットボトルを探したりして常に水は持ち歩きたいものです。
僕は山登りする人がスコッチを入れるような容器を購入したこともあります。
「ガム」
子供の頃メジャーリーガーがガムを噛んでいるのを見て不思議に思ったものですが、ガムにはリラックス効果があるからと後に知りました。
口渇もある程度抑えられます。
「フリスク」
僕は使わないですけど、かなり使ってる人が多いようです(ミクシー調べ)。
スッーっとする刺激感と香りが気を紛らわせる効果が高いのでしょうか。
「アロマ」
鼻からの刺激で思考を変えます。
マスクに1滴で効果絶大です。
匂いというのはかなり感情に及ぼす影響が大きくて、瞬間的に気分が変わります。
ただ、匂いは慣れてしまうので持続力には問題があります。
アロマテラピーの本などによるとオレンジ系が不安には良いというのが定説です。
「レメディ」
レスキューレメディというのを使ったことがありますが、それなりに効果があった気がします。
ホメオパシーの一種です。
ホメオパシーは一時期悪い話で盛り上がりましたが、使いようによっては効果が期待できます。
舌にスポイトで垂らして使うんですが、その姿が滑稽で自分でちょっと笑えてきます。
「音楽」
耳からの刺激で思考を変えます。
不安な気持ちも、自分の好きなアーティストならアゲアゲに。
何も使わない対処法
「呼吸法」
言わずと知れたパニック障害対処法の4番打者です。
呼吸がアップアップになった時にいつでもすぐに整えられるようになるまで呼吸法を極めたいものです。
呼吸法は、あまり巷では有名ではないですが、専門家がオススメする第一の健康法だったりします。
現代人は呼吸が浅く、口呼吸も多いので頑張って練習しましょう。
生半可な練習だと発作時には使えないことが多いです。
メジャーなのは深い腹式呼吸の「丹田呼吸法」じゃないでしょうか。
「つねる」
皮膚に刺激を与えて思考を変えます。
子供じみたやり方ですが、けっこうやってる人が多いです。
「ヤバイよ~、どうしよう~」が「イテてててててっ」となり不安な気持ちが飛んでいきます。
「半目」
視界を半分にして目に入ってくる刺激を少し変え、思考を変えます。
まつげが長いとより効果的です。
半目にするだけでリラックス効果があると聞いたこともあります。
座禅は半目でやるために普段座禅をやっていれば、リラックス効果が高まります。
なぜなら、僕は座禅をしている時がもっとも安定した状態と感じるからです。
「目を斜めに動かす」
EMDRというトラウマ治療(目を動かして行う)があります。
その治療の発見の発端となったのが、精神科医が自分が不安なときに目を斜めに動かすと不安が軽減されたからというものでした。
確かに目を動かすと、目を動かす方に集中するし、視界は変わるしで気はそれます。
「タッピング」
TFTとかEFTとかいうもので、眉間とかコメカミなんかを叩いてやるものです。
何年か前に流行りました。
正式なやり方というのもありますが、適当に叩いても気は紛れます。
ケース別対処法
「美容院」
とにかく美容師さんと仲良くなる&気の合う美容師さんを探すのが一番です。
そしてそのためには大きくやっている美容院ではなく、独立した美容師さんがやってるところを探しましょう。
美容院はネットでかなりの情報が得られますので、根気よく探しましょう。
空間・雰囲気を大事にしている美容院がオススメです。
僕は水を持ち込ませてもらってます。
「歯医者」
これも、歯医者さんに相談してみるのが一番です。
電話が無理ならメールなどでもいいので「パニック障害ですけど、大丈夫ですか?」と聞いてみましょう。
「ウチは無理です」というところもありますが、ちょっとだけ気持ちを強く持ちアタックし続けましょう。
無理という歯医者さんでも、「他を紹介しましょうか」と言ってくれるところもあります。
僕が通っている歯医者さんは「パニックなんか僕が起こさせないよ」と言ってくれるかなり男前な先生ですが、それでもヤバイ時はあります。
そんな時の対処法として、自律訓練法は効果的でした。
あとは、僕が考えた指数えも効果的です。
動画にあるように、指と指を合わせていき数を数えていくというものです。
単調作業は脳波を安定させると言いますし、数を数えていると治療のことを少し忘れることができます。
就寝前のリラックスした状態で、自律訓練法を練習し、そのあとに指数えも練習しておきましょう。
そうすると、リラックス=自律訓練法、リラックス=指数えという感じで脳や身体が記憶しますので、いざ歯医者でやった時に逆に自律訓練法=リラックス、指数え=リラックスという効果が期待できます。
脳はある程度は調教できますので、やってみてください。
「会議」
呼吸法が効果的です。
丹田呼吸法でも何でもいいと思いますが、呼吸法を集中して練習してると会議は終わります。
会議は上の空になりますけど。
「車」
自分ひとりなら大声で歌って気を紛らわすのが一番です。
円広志も言ってましたが、大きな声を出す・歌うというのは不安を撃退する効果が期待できます。
あとは、爪マッサージや手をマッサージするのも血流が改善されて気持ちいいので不安が和らぎます。
「電車・飛行機」
寝逃げ。
堂本剛は飛行機に乗る前は一睡もしないそうです。
それはそれで、体調悪くて発作起こしそうですが試す価値はあります。
パニック障害対処法のまとめ
以上が僕のパニックへの対処法です。
ひとつ間違いなく言えることは、対処法を知れば知るほど、身につければ身につけるほど楽になっていくということです。
普段から意識して練習しスキル(対処法は多くが技術です)を磨き自信をつけ、いざという時に培ったスキルでパニックを乗り越えればそれがまた自信になります。
少しずつ、気になったものからやってみてください。
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