パニック障害と秋山準「パニック障害でもプロレス王者になれる！」

秋山準とは？

秋山準（1969年生まれ）は全日本プロレスに所属するプロレスラーで、現在(2014/7/1～)は全日本プロレスを運営する会社の社長でもあります。

ジャイアント馬場にスカウトされてプロレス界に入り、1992年に「ジャンボ鶴田２世」と期待されてデビューします。

そして、その後は順調に力をつけ団体の看板レスラーになり「五強」と呼ばれる内の一人となります。

三冠ヘビー級王座（健介や武藤も獲得したことがある）・世界タッグ王座・GHCヘビー級王座などのタイトルを獲得しています。

秋山準とパニック障害

秋山準は27歳（1996年）の頃にパニック障害を発症しました。

団体を引っ張らなければならないという責任感がストレスとなり、発症の一因となったようです。

密閉された空間が苦手で、飛行機がキツくて太ももをつねって気を紛らわすこともあるそうです。

夏の暑い日の試合中にヘッドロックをかけられて症状が出たことがあり、リング下のエプロンに頭を突っ込んで凌いだものの、「その時は、ホントに審判に試合を止めてもらおうかと思った」というぐらい辛かったと言っています。

これらのことは、帝京平成大学が講師として秋山らを迎えた時に「自律神経障害に対するスポーツ選手のコンディショニング」という講義内容で秋山が話すことを決めた時に発表したことです（2009年2月）。

その記事はこちら↓↓↓

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/fight/all/2012/columndtl/200902130006-spnavi

パニック障害でもプロレス王者になれる！

僕はほとんどプロレスを知りません。

学生時代（20年ぐらい前）の格闘技ブームの時にちょっとかじったぐらいです（ザ・ゴールデン・カップスとか）。

ただ、あれだけハードな試合をやり続けるのは大変なことというのはわかります（空手をかじらせてもらったことがあるのでなんとなく）。

プロレスラーであり続けることさえ大変なのに、さらにパニック障害を持ちながらプロレス王者になるっていうんですから凄すぎます。

最後に

帝京平成大学で講師として話した「自律神経障害に対するスポーツ選手のコンディショニング」の内容を公開して欲しいですね。

これは、一般人にも絶対に参考になりそうです。

秋山さん、よろしくお願いします。