パニック障害に効く食べ物ってあるの？

食べ物は大事

今回は「パニック障害と食べ物」についてお話します。

まず、パニック障害を改善するうえで「食べ物」というのは、「パニック障害の理解」「運動」などとともにかなり重要なポジションを占めます。

言い換えれば「パニック障害を理解して食べ物と運動をしっかりすれば、パニック障害はかなり改善される」ということになります。

その中でも、今回は「食べ物」にスポットを当てたいと思います。

セロトニンを増やすためのトリプトファンが大事？

それで、パニック障害にいい食べ物としてよく挙げられるのがトリプトファン（アミノ酸の1種）を多く含んだ大豆やチーズなどです。

トリプトファンは体の中でセロトニンに変わるから、セロトニンが不足していると言われるパニック障害の人にはもってこいという話です。

パニック障害の人がホントにセロトニンがすくなくなってるなら効果的かもしれないし、大豆は体にいいので摂取することには反対しません。

悪いもんばっか食べてる現状

ただ、僕が声を大にして言いたいのはトリプトファンなどの「パニック障害に効く食べ物」を探す前に、毎日食べたり・飲んだりしているご飯やお菓子やジュースを見直すべきということです。

これ本当に大事なところなんですが、多分パニック障害が改善しない人ってまともなものを食べてないと思うんですよ。

コンビニで食べ物買ったり、缶ジュースを飲んだり、外食ばっかしたりしてると絶対に体も心もおかしくなります。

まあ、普通の日本人ならみんなやってることですが、だから僕はみんないろんな病気になっていくんだと考えてます。

自然にないような合成物質（添加物・農薬・抗生物質など）ばかり取り込んでいたら、体や心（自然の賜物）のシステムがまともに働かなくなるのは不思議なことではありません。

パニック障害に効く食べ物は？

僕は若い頃、昼は外食で、夜はコンビニ弁当、タバコを吸って、缶コーヒーを数本飲んで、休日になればマックを食べるなんて生活をしていました。

でも、パニック障害の症状がひどくなってどうしようもなくなり、なんとか回復させようと思っていろいろ勉強しているうちに、自分の食べてるものがあまりにもひどいということに気づきました。

それからは徐々に徐々にではありますが（最初は何が悪いかさえわかりませんから）、”お金の許す限り”体にいい食べ物を食べるようになりました。

下のサイトを見てもらえれば、今の僕がどんなものを食べているかわかります。

体にいい食べ物をお取り寄せ

今では、昔は普通に食べられていた物でも、食べられなくなった物がかなり増えましたし、食べられる物でも「おもちゃの食べ物」を食べているように感じます。

日本人のほとんどが気にせず当たり前のように食べているものをこき下ろしているので、あまり気分のいい話ではないかもしれませんが、パニック障害で苦しんでいる人はぜひ真剣に検討して欲しい話です。

まとめ

普通に日本で暮らしていたら「おかしなもの」ばっかり食べることになるので、まずそれを理解して、できる限り排除して、それでも余力があればトリプトファンでもなんでも摂取してさらなる高みを目指していけばいいと思います。

追伸：「フード・インク」「ありあまるごちそう」「スーパー・サイズ・ミー」などのドキュメンタリーは食べ物を考える上で参考になるのでおすすめです。